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店主の旅日記

  • 第一話 海南島 その1

第一話<海南島 その1>

3月中旬、28年振りに海南島の地に立ちました。
中国最南端に位置する海南島は、温帯、熱帯の気候からゴムなど熱帯・亜熱帯性作物が豊富に育ち、美しい海浜で別名『中国のハワイ』と言われる中国を代表するリゾート地です。

28年前よりは人口も増えリゾートホテルや新築マンションが建設し続けて「シティらしくなった」これが私の第一印象でした。

リゾートホテル

しかし、島の人々の生活レベルは本土よりも貧しいのが現実ですが人情味あふれる様子は一昔前の懐かしい中国を彷彿させてくれます。

中国大陸との玄関口は『海口(HAIKOU)』という街です。海南島最大の港があり主な交通機関は海口を基点とします。

海口の港

さて、今回の旅の目的は、海南島の銘茶『白沙緑茶』を求めること。海口から車で約2時間の場所に茶畑が広がる『白沙黎族自治県(はくさリーぞくじちけん)』がありました。

茶農場


中国経済はかなり発展したといわれていますが、海南島には未だ国営農場が沢山残っており茶畑は国により厳しく管理され、茶葉は無農薬で育てられています。

茶畑

茶葉は全て手摘み。その作業料はなんと日本円で200円弱と聞き、あまりの安価に驚きました。

茶農家

手摘みされた後の製茶も国営の製茶工場で行われます。そして販売は製茶工場の直売はなく全て代理店販売です。

製茶工場

中国で白沙緑茶はよく知られた銘茶ですので、偽物も市場に多く出回っているとの事。
もちろん今回、仕入れた白沙緑茶は製茶工場長より紹介された代理店より購入したものです。ご安心ください。

余談になりますが、島一周の高速道路がきれいに整備されており料金は無料です。しかし、休憩所のトイレには番人がおり1元支払しました。

高速道路

… 続く。

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